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「まだ時間がかかる」ザッカーバーグ、投資家にVRのマネタイズを説明

 フェイスブックの第4四半期の収支報告にて、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、VRコンテンツでの利益獲得についてはもうしばらく待ってほしいとする旨を述べました。

報告会では、投資家らからVR関連事業の進展が遅いことについて質問が投げかけられました。これに対しザッカーバーグ氏は、具体的な見通しについては明言しなかったものの、サムスンのモバイルVRヘッドセットGear VRの出荷台数が500万台を超えたことを挙げ、VRへの投資がいずれ実を結ぶであろうと語りました。
 
また、先日発表された、フェイスブックによるVRコンテンツ開発への2.5億ドルの追加投資については、消費者市場が十分な規模ではない現段階において、満足な開発を行うために必要な投資であると回答しました。

2024年まで待ってほしい

ザッカーバーグ氏は、Oculusの買収から10年目となる2024年まで、VRコンテンツでの収益獲得は待ってほしいと訴えながら、スマートフォンの普及までの道筋を引き合いに出しました。スマートフォンは2003年の初めて登場し、10年後の2013年に10億台を超える市場となりました。ARやVRも同様に、5年程度で満足な成果を出せるものではなく、10年越しの事業となると想定しているとのことです。

なお、今回の収支報告と同日に、ZeniMaxによるOculusへの訴訟の裁判が行われました。判決では、フェイスブック自体は直接の影響を被らなかったものの、Oculus社とその創業者2人に対して5億ドルの支払いが命じられました。この裁判に関連して、フェイスブックのVR関連事業への影響が考えられます。

続くOculusへの期待

なお、ZeniMaxは勝訴した今回の件だけでなく、Oculusに対してさらなる訴訟も検討中であり、フェイスブックのVR関連事業は決して小さくないリスクに直面しています。しかし、同社の株価は今回の裁判後も大きく下がることなく推移しており、投資家らはフェイスブックにおけるVRの影響を、まだそれほど重視していないようにも思われます。

その一方で、ザッカーバーグ氏は先日、自身のフェイスブックの投稿でOculusのR&D;部門への視察の様子を公開しました。
 
 
(参考)
Facebook CEO Asks for Investor Patience on VR, ‘it’s not going to be really profitable for us for quite a while’(英語)
http://www.roadtovr.com/facebook-mark-zuckerberg-10-year-vr-trajectory-oculus-earnings-call/

Verdict Analysis: Why the Jury Awarded ZeniMax $500 Million in Oculus Lawsuit(英語)

Facebook Teases “breakthrough technologies” Coming to New Oculus Products, Tours R&D; Lab(英語)

 

Mogura VR は、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。


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