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投資 2022.02.03

GoogleがFoxconn子会社のメタバース関連ファンドに約454億円を投資

台湾の鴻海科技集団(Foxconn Technology Group)の子会社である樺漢科技(Ennoconn)は、Googleからメタバースプロジェクト向けプライベートエクイティファンドに11億台湾ドル(3,950万米ドル、約454億円)の投資を受けたことを発表しました。樺漢科技は本投資に際し、「メタバース・プラットフォームのためのソフトウェアとハードウェアの統合が深まる」とコメントしています。

この投資によりGoogleは4.6%の株式を取得し、同ファンドの第3位の企業投資家となりました。Googleが台湾の上場企業傘下のファンドに直接投資するのは、今回が初めてのことです。

Google関連では、Foxconnはこれまでにもスマートフォン「Pixel」シリーズやサーバー向け部品を製造していました。アナリストらは今回の投資について、両社が連携を深め、メタバース分野で共にイノベーションを起こす計画であることを意味すると解釈しています。

Foxconnの劉揚偉会長は、「2021年の収益が過去10年間で最高となり、同社が電子自動車とメタバースという2つの新興産業で重要な役割を果たすため、今後の成長の見込みは大きい」「Foxconnはメタバース関連製品を必ず用意する」とコメントしました。

(参考)Taiwan News


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