広視野角のARデバイス「DraemGlass Air」がクラウドファンディング中です。2019年8月末にKickstarterで開始されたこのプロジェクトは、9月12日現在、78万ドル超(約8,500万円)を調達し、話題を集めています。
Dream Glass Airは100インチ相当の2.5K解像度ディスプレイ、90度の視野角を備えており、複数画面を表示する機能も搭載。フル充電から約5時間の使用が可能です。
スマホやPC、ゲーム機と接続できるARヘッドセット
「DreamGlass Air」は、Dreamworld Vision社が開発を進めているARヘッドセットです。折りたたんで持ち運べるほか、Android搭載スマートフォンやiPhone、iPadのほか、PS4、Xbox、Nintendo Switchといったゲーム機にも接続して使用できます。
ただし、このデバイスは「HoloLens 2」や「Magic Leap One」のようなMRヘッドセットと異なり、CPU等の処理機能を搭載していません。あくまで「プライベートなスクリーン」として機能するよう設計されているとのこと。
Kickstarterのプロジェクトページでは、使用例として「ゲームのディスプレイやドローンに搭載したカメラで撮影した画像の視聴用」「移動中のコンテンツ視聴」といった用途が紹介されています。
「DreamGlass Air」は2019年12月の出荷を予定しています。Kickstarterでの支援も受け付けており、記事執筆時点では289ドルから支援が可能です(数量限定)。Kickstarterのページはこちらから。
(参考) VRScout