グーグル、Pixel 4はDaydream VR未対応ゴーグルの販売も終了

グーグルは10月15日（日本時間23:00）に新製品発表イベント「Made by Google」を開催。新型スマートフォン「Pixel 4」を含む新製品・サービスを発表しました。

同時に、Pixel 4はグーグルが展開するVRプラットフォーム「Daydream」をサポートしないことや、グーグルのVRゴーグル「Daydream View」の販売終了が明らかになりました。

グーグルの広報担当がメールで回答

米メディアUploadVRの問い合わせに対し、グーグルの広報担当者はメールで以下のように回答しています。

スマートフォンVRには多くの可能性があります。しかし時が経つにつれ、スマートフォンVRの限界も見えてきました。特に、スマートフォンをVRヘッドセットに差し込んで使うことは、他のアプリ利用に大きな影響を与えます。

また、Daydream Viewは私たちが期待していたほどには普及しませんでした。Daydream Viewの販売はすでに終了し、Pixel 4でのDaydream対応もありませんが、Daydreamアプリとストアは引き続き利用できます。

私たちはGoogleレンズ、GoogleマップのARナビ、スマートフォンのカメラを使用するAR検索など、ユーザーの役に立つAR体験に引き続き多額の投資を行っています。

同じくスマートフォンを使用するVRヘッドセット「Gear VR」を展開していたフェイスブックは、9月に行われた開発者会議「Oculus Connect 6」の講演でスマートフォンVRの終焉に言及しています。講演ではスマートフォンVRの課題として、バッテリー消費の問題や動き回れる範囲が極めて限られてしまうことなどを挙げています。