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投資 2020.11.26

京都発VRゲームのスタートアップが約1億円調達、開発体制を拡充

VR/ARの企画・開発・運営を⼿がける株式会社CharacterBankは、総額約1億円の資金調達を実施しました。引受先はマネックスベンチャーズとTHE SEEDおよび個人投資家。CharacterBankは、調達資金で開発体制の拡充とXR(VR/AR/MR)ゲーム開発を進めます。

CharacterBankは京都を拠点とするVR/ARの企画・開発・運営を手がけるスタートアップです。現在、同社はVR人狼ゲーム「ANSUZ -アンスズ-」を開発中。2020年内に大手プラットフォームへのリリースを予定しています。

「ANSUZ -アンスズ-」とは2つの勢力に分かれて戦う対人VR人狼ゲームです。
4名のプレイヤーに対し、ランダムに「善」か「悪」の役が振り分けられます。「善」が割り振られたプレイヤーは「悪」のプレイヤーを見つけ出すことがミッションです。「悪」を引き当てたプレイヤーは、「善」のプレイヤーに見つからないようゲームを進めていく必要があります。それぞれが自分の言葉で巧みに論議を展開し、勝利を目指します。善が勝てば世界に平穏が訪れ、悪が勝てば世界が破滅します。
身振り手振りや表情などの非言語コミュニケーション要素をゲームに取り入れることで、より複雑な心理戦が可能になります。

「ANSUZ -アンスズ-」はSteam、VIVEPORT、Oculus Storeで配信予定。対応デバイスはOculus Quest/Quest 2(11月26日時点)です。

Oculus Quest 2の発売でVRゲームスタジオが盛り上がるか

2020年10月に一体型VRヘッドセットOculus Quest 2が発売され、国内外VRゲーム市場のさらなる盛り上がりが期待されています。国内でも、Mydearest(「東京クロノス」)、UNIVRS(「リトルウィッチアカデミアVR」)などVRゲーム開発を手掛けるスタートアップが2020年に新作をリリース。活性化に注目が集まります。

(参考)株式会社CharacterBank プレスリリース


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