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活用事例 2021.07.13

S字カーブやクランクをVRで練習できる 自動車教習VRが登場

VR/ARを活用した研修システムなどを開発する株式会社ビーライズ(本社:広島県)は、難易度が高い自動車教習の内容をトレーニングできるVRソフトウェア「VRドライビングスクール」を自動車教習所向けにリリースしました。同ソフトウェアの狙いとして、受験生の検定合格率とインストラクターの業務効率の向上と、VR導入を切り口とした広報活動の推進を、同社は挙げています。

VRドライビングスクールとは

「VRドライビングスクール」は、苦手な人が多いとされるS字カーブやクランクを、VRヘッドセットを用いて練習することができるソフトウェアです。同ソフトウェアを監修し、自動車教習所などを展開する株式会社ロイヤルコーポレーションによると、検定不合格の要因の7割以上がS字カーブまたはクランクでの脱輪とのこと。

VRドライビングスクール

「VRドライビングスクール」は、VRを用いたトレーニングならではの様々な機能を搭載しています。操作する車のボディを半透明に表示することで、タイヤや周囲を確認しやすくした車体を透明化できる機能。理想的な走行ラインを路面に表示したり、その理想的なラインを走る車を真似することができるサポート機能。そのほかにも、VRでの視点だけでなく車を上からみた状態などの複数のカメラで、再生や巻き戻しをしながら自分の運転を確認できるリプレイ機能などもあります。また、VR内で後ろを振り返って見ることができるため、運転席からの見え方と後ろの見え方の比較や後輪の状態や感覚の把握をすることができます。
このような特徴を持つ「VRドライビングスクール」を利用することで、難しい教習内容を好きな時間に繰り返し練習できるだけでなく、車体感覚をより意識できて運転レベルの向上が期待できるとのこと。

今回紹介した「VRドライビングスクール」は、株式会社ビーライズの東京支社・広島本社にて体験が可能とのことです。

(参考)株式会社ビーライズ事例紹介ニュースリリースロイヤルドライビングスクール広島


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