テレビやDVDのリモコンを使うとき、ボタンが多くてどこを操作するのか困ることはないでしょうか? 機器を初めて使う場合や、慣れていない人にとっては一苦労になることもあります。この悩みをARKitで解決するアプリのデモが、Twitterで公開されています。
ARアプリを発表したのは、開発者のMorten Just氏、使用したツールはアップルの最新ARプラットフォームARKit2.0です。Just氏は先月も、ARKit2.0を利用したキッチンタイマーのアプリをTwitterで披露しました。
今回Just氏がTwitterで公開したアプリは、「母親にリモコンの使い方を教える」というシチュエーションで使うもの。操作すべきボタンの部分に、手順に沿って手書きのメモやイラストが現れます。
That hand-written list of tech instructions you made for your mom? That, in augmented reality, with #arkit on #ios12, live image tracking pic.twitter.com/R5lthFhYhG
— Morten Just (@mortenjust) 2018年8月8日
リモコンを動かすとメモが一緒に動き、ボタンからずれることがありません。ARKit2.0で、トラッキングサポートが拡大した機能を活用しています。リモコンの他、様々なデジタル家電にも応用できそうな内容です。
ARで製品の説明が浮かぶアプリは企業からもリリースされており、今後さまざまな形で利用が進むものと思われます。
(参考)Twitter