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AR/MR 2018.07.20

「宙に浮かぶキッチンタイマー」が話題、アップルのAR機能を活用

アップルの最新ARプラットフォーム「ARKit2.0」。今年秋に予定されている一般向けリリースに先駆け、ネット上では様々なアプリ開発者がAR(拡張現実)アプリを公開し、話題を集めています。

開発者Morten Just氏が手掛けたのは、ARKitで空中に浮かぶキッチンタイマー(ストップウォッチ)です。机に並ぶ食べ物やグラス、調理台の鍋やフライパンの近くにデジタル時計が浮かび、秒単位で時間の経過を表示します。表示される時間は一律でなく、スタート時間ごとに異なります。

これを使えば、例えば調理中に「10分間弱火で煮る」といった作業を、鍋のすぐそばにタイマーを浮かべながら進められます。並行して料理する時も、物理的なキッチンタイマーを複数使って管理する必要はありません。また、パーティー会場でワインを開栓してからどれくらい時間が経ったか、料理を並べてから何分経ったか、といった鮮度の確認などにも役立ちそうです。

Just氏によれば、現時点ではタイマーが対象をトラッキングする機能はなく、空間に固定されているとのこと。ツイッターでは(残り時間が減っていく)タイマー機能や、レシピの掲載機能を期待する声もあり、応用が興味深いアプリです。

ARKit2.0の活用事例としては、次のようなアプリも紹介しています。

(参考)Twitter


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