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Vision Pro 2024.01.24

「Apple Vision Pro」はどうやって作られている? 外装パーツやヘッドストラップのメイキング映像が公開中

2月2日にアメリカで発売予定の、空間コンピューター「Apple Vision Pro」の製造工程を撮影したメイキング映像がYouTubeで公開されました。

公開された映像では、「Apple Vision Pro」の外装パーツやストラップがどのように作られているかが見られます。映像は外装パーツが作られるシーンからスタート。この段階で、既に「Apple Vision Pro」のデザインだと分かります。

成型や洗浄といった工程が完了した後は、完成に向かってパーツが曲面的に加工されていきます。機械による編み上げの後、人の手で最後の仕上げが行われます。

YouTubeでは、「Apple Vision Pro」の使い方を紹介するチュートリアル動画も公開されています。動画では写真の閲覧やMRコンテンツの体験といった要素に加えて、パノラマ画像や“空間ビデオ”を見る様子も確認できます。

空間ビデオは「Apple Vision Pro」の注目コンテンツですが、現時点では詳細な仕様は明らかになっていません。公開映像内のビデオはイメージ動画と思われますが、奥行きのある実写映像を視聴できるようです。

映像には、他にもデバイス内でのメール確認や、MacBookの画面を「Apple Vision Pro」側に拡大表示する「Mac Virtual Display」、アバター通話らしき「Persona」機能を使うシーンも収録されています。

なおアップルは現在、同デバイスのPRを精力的に実施しており、先日には「Apple Vision Pro」の“装着”にフォーカスしたPVを公開しています。動画は、多くのキャラクターが色々なものを被るシーンを集めたという内容。「Apple Vision Pro」を着用する“クールさ”をアピールするのがPVの目的だったと思われます。

「Apple Vision Pro」とは?

「Apple Vision Pro」は、Appleが2023年6月に発表した空間コンピューティングデバイスです。現実とバーチャルを融合したMR(Mixed Reality)の体験が可能。片目4KのOLEDディスプレイ、多数のセンサーと2つのチップセットを内蔵したパワフルな処理能力、空間コンピューティングのUIUXデザインなどが特長です。価格は3,499ドル(約50万7,000円)と同種の一体型MRデバイスと比べてもプレミアムな位置づけとなります。

(参考)YouTube


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