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Vision Pro 2024.01.19

「Apple Vision Pro」では150種類以上の3D動画が視聴可能 独自コンテンツの「Apple Immersive Video」も展開予定

2月発売(※北米のみ)の空間コンピューター「Apple Vision Pro」では、動画配信サービス「Disney+」を通じて、ローンチ時に150種類以上の3D映画が視聴可能になることが明らかになりました。

「Apple Vision Pro」は、Appleが2023年6月に発表した空間コンピューティングデバイスです。現実とバーチャルを融合したMR(Mixed Reality)の体験が可能です。片目4KのOLEDディスプレイ、多数のセンサーと2つのチップセットを内蔵したパワフルな処理能力、空間コンピューティングのUIUXデザインなどが特長です。価格は3,499ドル(約50万7,000円)と同種の一体型MRデバイスと比べてもプレミアムな位置づけとなります。

「Disney+」や「Apple TV」への登録や2D映像作品の購入などを行っている場合、それぞれのタイトルの3D版を無料で視聴できます。映像はHDR付きの4Kで提供予定。一部のタイトルはハイフレームレート(HFR)も適用されるそうです。

現時点で3D対応が判明している著名タイトルは以下の通りです。

・アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
・DUNE/デューン 砂の惑星
・ゴジラvsコング
・ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
・スパイダーマン:スパイダーバース
・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
・トランスフォーマー/ビースト覚醒

また、アップルは「Apple TV」の登録者に「Apple Immersive Video」と呼ばれる映像コンテンツを「Apple Vision Pro」上で展開することも予告しています。映像は8Kで“ステレオスコピック3D(3D映像)”と空間オーディオに対応します。

現時点で判明している対応映像コンテンツ

Prehistoric Planet Immersive

恐竜の日常生活を描いた映像作品。ティラノサウルスとプテラノドンの戦いや、森の中でのラプトルとトリケラトプスの争いなどが描かれます。

Adventure

世界で活動するエクストリームスポーツのアスリートたちを捉えた映像作品。最初のエピソードは、ノルウェーのフィヨルドで行われるハイライニング(高所での綱渡り)にフォーカスしています。

Wild Life

専門家が地球上のユニークな動物たちを紹介する生き物番組。最初のエピソードは“サイ”についての解説が行われる予定です。

Alicia Keys: Rehearsal Room

アメリカの有名シンガーソングライター、アリシア・キーズのリハーサル舞台裏を紹介する短編ドキュメンタリー映画。代表曲の「No One」、「If I Ain’t Got You」、「You Don’t Know My Name」のリハーサルなどの創作過程を見ることができます。

(参考)UploadVR

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