【Apple Vision Pro】アクションゲーム「Crossy Road Castle」＆カードゲーム「Solitaire Stories」が配信決定

アップルは、iOS端末（iPhoneなど）で人気のゲームアプリ2作品を、空間コンピューターApple Vision Pro向けに配信することを発表しました。告知されたのは、アクションゲーム「Crossy Road Castle」とカードゲーム「Solitaire Stories」。配信予定日は4月25日です。

「Crossy Road Castle」は、2020年にiOS版がリリースされた、マルチプレイ対応エンドレスタワー登りゲーム。タワーはプレイ毎に自動生成され、毎回違った体験が楽しめます。操作キャラクターのアンロック要素なども導入されています。

Apple Vision Pro版「Crossy Road Castle」は、同ヘッドセット内に表示される“平面ディスプレイ”でプレイします。基本的なシステムはiOS版と同じですが、ディスプレイからコインやブロックが飛び出すといった独自演出が実装されるとのこと。操作もApple Vision Proのハンドトラッキングで行います。

（「Crossy Road Castle」のプレイ動画）

「Solitaire Stories」は、トランプのカードゲーム“ソリティア”を題材にしたゲーム。ストーリー要素が実装されており、プレイするとコインを獲得できるほか、新しいアップグレードやカスタマイズオプションをアンロックできます。

ゲームプレイは、一般的なソリティアと同じ平面でのゲーム盤に加えて、“盤面”を空中に浮かべて3D風に遊べます。カードが空中を舞うといったMRを活用した演出も導入されています。公開された紹介映像では、カードボックスと思われる箱を開いてゲームを起動する様子を確認できます。

Apple Vision Proは、Appleが2023年6月に発表した空間コンピューティングデバイスです。現実とバーチャルを融合したMR（Mixed Reality）の体験が可能。片目4KのOLEDディスプレイ、多数のセンサーと2つのチップセットを内蔵。価格は3,499ドル（約50万7,000円）です。