アップルの地図アプリ「マップ」で利用できる「拡張現実(AR)による徒歩経路」案内機能が、新たに千葉や新潟といった国内の都市で利用できるようになることが、Apple公式サイトにて確認されました(本記事執筆時点では、日本語版ページは更新なし)。
「拡張現実による徒歩経路」は、iPhoneのカメラが認識した風景にARの矢印を表示して進路を示す機能。2022年に配信されたiOS 15アップデートの際「マップ」に導入され、これまでは、東京や横浜といった一部の都市で使用できました。
追加後の「拡張現実による徒歩経路」が使用できる国内の都市などは以下の通りです。なお、新規利用都市は日本向けの「利用できる機能」ページには掲載されておらず、英語圏向けページにのみ記述が確認できます。
・金沢
・川崎
・さいたま
・堺市
・札幌
・神戸
・千葉
・兵庫
・神奈川
・新潟
・相模原
・仙台
・静岡
・高松(以前から利用できた地域)
・大阪
・東京
・横浜
・福岡
・広島
・京都
・名古屋
地図アプリにAR機能を導入する取り組みはアップル以外も行っています。「Google マップ」では、ARを活用したナビゲーション機能「ライブビュー」が利用可能。道案内のほか、付近で利用できるATMやスーパー、レストラン、交通機関といったスポットを表示できます。
また2月には、ストリートビューと航空写真を融合して、デジタルモデルを作成。天気の移り変わりや交通・混雑状況など、役に立つ情報を重ねて表示する「Immersive View」機能が、東京で利用可能になりました。
(参考)Apple