株式会社alphaspaceは、シンビオシス株式会社と協働で、「Unreal Engine」を採用した没入型メタバースの制作を開始します。「SDGs未来都市」に選定された徳島県上勝町にて、サーキュラーエコノミーを世界に向けて発信するクラフトビール醸造所をメタバース・Web3を通じて支援します。
上勝町は、徳島県中部に位置する四国で最も人口の少ない町。「日本で最も美しい村」連合にも参加する美しい景観が特徴です。一方で、著しい高齢化と人口減が起きており、いわゆる「限界集落」でもあります。こうした状況の中、上勝町は全国の自治体に先駆けて「地域資源の循環」に向けた取り組みを加速。無駄・ごみ・浪費をなくす「ゼロ・ウェイスト宣言」を2003年に実施、また株式会社いろどりによる「葉っぱビジネス」で知られています。
(上勝町の昼夜間人口推移、推計含む。直近でも15〜64歳人口は減少し続けている)
(ビール醸造に使うモルトの滓を再加工し、モルトの肥料として活用)
町民による積極的なごみのリサイクル、クラフトビール醸造所が出すモルトかすの液肥再利用といったサーキュラーエコノミーなど、環境に配慮した様々な施策を打ち出してきました。循環型社会の構築に向けたその取組を参考にしようと、全国から視察者が訪れている自治体です。
alphaspaceとシンビオシスは、この徳島県上勝町の取り組みや豊かな自然環境を、メタバースを通して世界中の人に体感してもらうことを目指し、クラフトビール醸造所「RISE & WIN Brewing Co.」と共にメタバースを制作します。豊かな自然を再現するべく、開発エンジンには「Unreal Engine」を採用。今後は開発されたメタバースにて、リアルタイムXRライブシステムを活用した様々なイベントを開催する見込みです。
alphaspaceは、仮想空間上でのXRライブ制作などを行っている企業です。今後はメタバース空間とXRライブの企画制作運営を通し、社会課題解決のソリューション提供とともに、Web3やDAOなどの新しいコミュニケーションや技術によるビジネス創出、「Unreal Engine」を活用して社会課題解決に取り組むクリエイターやエンジニア向けの人材育成プログラムも展開していくとのことです。
本記事、ならびに今回の事例に関するお問い合わせはこちらのリンク(※メール)、または株式会社alphaspaceのコンタクトフォームから。
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