米国市場調査会社ABIリサーチは、中国におけるVR市場の調査レポート「中国の仮想現実:プラットフォームとコンテンツ」を発行しました。レポートによると、中国のVR市場は順調に成長しているとのことです。巨大な電子商取引市場、消費者のVR技術への関心、政府の後押しなどが要因として挙げられています。
ABIリサーチの発表によると、中国のVR市場は、低価格のハードウェアとソフトウェアの開発によって順調に成長していると見込まれています。また、VRに対する消費者の関心も高まっており、エンターテインメント、小売、マーケティングなどの利用事例においてVRの採用率も向上しているとのことです。
本調査レポートは、中国におけるVRプラットフォームと利用事例、利用可能なVRコンテンツ、市場促進要因、中国市場における課題などが掲載されています。また、中国のVRヘッドマウントディスプレイの出荷数をプラットフォーム毎に予測。加えて、VRヘッドマウントディスプレイの出荷予測は、消費者、小売、マーケティング、教育、位置情報サービスなどに細分化されているとのこと。
なお、ABIリサーチは「拡張現実と複合現実のディスプレイ技術」の調査レポートも発行しています。こちらでは、ARを表示するデバイスのディスプレイに焦点があてられています。モバイルデバイスやARデバイスの主要な表示タイプについて検討。技術の詳細、現在の動向、市場規模、注目すべき企業、将来の市場可能性などが掲載されています。
(参考)
【ABIリサーチ調査報告】拡張現実と複合現実のディスプレイ技術 / ドリュームニュース
http://www.dreamnews.jp/press/0000168248/