アリババグループ傘下であるアリババクラウドは、ゲーム開発スタジオのJP GAMES株式会社との提携を発表しました。アリババクラウドが有するクラウド基盤技術と、JP GAMESが提供するメタバース空間構築サービス「PEGASUS WORLD KIT」を活用し、企業のメタバース構築支援サービスを提供します。
メタバースにおける新たなビジネス機会を支援
アリババクラウドは、メタバースを「3次元仮想空間」として定義しつつ、本サービスでは没入感のあるオンラインショッピングスペース、仮想空間での音楽コンサートや展示会、3Dの物件見学ツアー、バーチャルフィギュアが登場する壮大なロールプレイングイベントなどの展開を想定しているとコメント。両社は「企業がメタバースでの新たなビジネス機会を得られるよう支援したい」としています。
メタバース空間構築サービス「PEGASUS WORLD KIT」
「PEGASUS WORLD KIT」は、JP GAMES株式会社、株式会社ジェーシービー(JCB)、ソラミツ株式会社の3社によるサービスです。Epic Gamesのゲームエンジン「Unreal Engine」上で動作し、JP GAMESのパラリンピック公式ゲーム「THE PEGASUS DREAM TOUR」の技術基盤と、JCBのID・決済技術、ソラミツのブロックチェーン技術を活用。アバターシステムやゲーム機能、コミュニケーション機能、ショッピングや決済機能、広告システム、NFTなどの機能が搭載されています。
(参考)プレスリリース