Home » ナイキもメタバース Robloxに専用ワールド「NIKELAND」をオープン


話題 2021.11.20

ナイキもメタバース Robloxに専用ワールド「NIKELAND」をオープン

大手スポーツ用品メーカーのナイキ(Nike)は、オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」との提携を発表。バーチャルワールド「NIKELAND」を設置したことを告知しました。同社は、VRやARを使用したプロモーションは行ってきたものの、メタバースへの参入は、これが初となります。

「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォーム。ここ数年、米国で大きな成長を遂げており、2020年7月には月間ユーザーが1億5,000万人に達しました。既にVR対応も行っており、今後の展開として一体型VRヘッドセットOculus Quest(オキュラス クエスト)への対応も視野に入っていることがほのめかされています。

「NIKELAND」では、鬼ごっこやドッジボールといったミニゲームをフレンドと楽しむことが可能。アバターが着用できるナイキ製品が展示された、バーチャルショールームも設置されています。

海外メディアCNBCによれば、今回の「NIKELAND」の設置は、ナイキの「Roblox」展開の“第1歩”であるとのこと。将来的には、グローバル規模のスポーツイベントと紐づけられた競技会の開催なども構想されているそうです。

最近「Roblox」には、大手ブランドが相次いで参入しています。2021年9月には、スケートボード関連アパレルのVansが公式ワールドをオープン。ハロウィンでは、メキシコ料理チェーン店Chipotleが「Roblox」でイベントを実施しました。セレブとして有名なパリス・ヒルトンも、専用ワールドを開設しています。

(参考)NIKE


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード