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業界動向 2021.06.08

フェイスブックがゲーム作成プラットフォーマーのUnit 2 Gamesを買収、クラウドゲーミング充実へ

フェイスブックは、ゲーム配信プラットフォーム「Facebook Gaming」グループに、ゲーム開発スタジオのUnit 2 Gamesを買収しました。Unit 2 Gamesのゲーム作成プラットフォーム「Crayta」を通じ、コンテンツのプレイに留まらず、作成から実況視聴まで含めたコミュニティの活性化を図ります。

クラウド上でゲーム作成

Craytaは、クラウド上でゲーム作成を行えるプラットフォームです。複数人で作業でき、「ゲーム開発の民主化」を目指しています。優れたコンテンツには賞金が与えられ、クリエイターの収益化を実現していることも特徴です。

Unit 2 GamesはFacebook傘下に入る理由について、フェイスブックの力を借りることで、ゲームやコミュニティが成長する可能性を考えるとワクワクすると説明。最大限の人にゲームを作成、プレイ、シェアする体験を届けるという、ビジョンを共有できると記しました。

VRゲームへの影響は?

フェイスブックは今後、Facebook GamingのクラウドプラットフォームにCraytaのゲーム開発ツールセットを統合する予定。作成したゲームは、シームレスにFacebook Gamingで体験できます。

過去にはFacebook GamingのVPが、Oculus系VRヘッドセットを使用したクラウドゲーミングの可能性についてコメントしたこともあります。Craytaの買収がVRゲームにも影響するのか、要注目です。

(参考)FacebookCrayta


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