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業界動向 2019.12.19

フェイスブックがクラウドゲーミング企業を買収

フェイスブックは、クラウドゲーミングを手掛けるPlayGigaを買収しました。世界に7億人規模というゲーム人口に向け、注力を強めていきます。

買収額は約85億円?

PlayGigaは2013年創業。スペインのマドリードを拠点とし、ヨーロッパでクラウドゲーミングサービスを行ってきました。買収額はおよそ7,000万ユーロ(約85億円)と報じられていますが、フェイスブックはコメントを控えています。

買収についてPlayGigaは、「我々は、新たなミッションとともにクラウドゲーミング事業を継続します」公式ウェブサイトで報告しました。

ゲームユーザーは7億人以上

近年のフェイスブックは、ゲーム分野への注力が見て取られます。2019年7月には大手ゲーム企業Ubisoftとの新作VRゲーム開発に関する契約締結が報じられ、同11月には大ヒットVRゲーム「Beat Saber」開発スタジオ買収を発表しました。

フェイスブックによれば、毎月何らかの形でゲームコンテンツを楽しむユーザーは、世界に7億人以上いるとのこと。この市場を攻略するのが、今後の目標と見られます。

「フェイスブックのような大企業にとって、ゲームはニッチだ、と考えるのは自然かもしれません」同社のゲーム製品部門トップ、Vivek Sharma氏は2019年11月に取材で語りました。「しかし毎月ゲーム体験をするこの7億人という数字は、フェイスブックにとっても膨大な人数です。そして我々は、この数字が急増していくと知っています」

(参考)CNBC


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