日本経済新聞社は360度の映像や写真を楽しめるスマートフォン向けVRアプリ「日経VR」をリリースしました。同社は「VRジャーナリズムやVRを活用した広告やイベント、VRミュージアムなどの新しいコンテンツを提供していく」としています。
「日経VR」は360度の映像や写真でニュース現場を体験したり、芸術作品を鑑賞したりできるVRアプリです。VRゴーグルにスマートフォンを装着することで、没入感が増し、旅行気分を体験できます。
本アプリの第1弾として、「NIKKEI STAY HOME PROJECT~日本全国スマホでお花見~」企画がスタート。日本全国20か所以上で撮影した桜を360度写真で公開。新型コロナウイルスの影響で外出がかなわず、見ることができなかった今年の満開の桜を、自宅で見ることができます。今後も桜前線にあわせて、順次各地の桜が公開される予定です。ダウンロードはこちら(iOS/Android)。
AR/VRで新しい情報発信や表現
日経は2018年11月に新聞記事や広告からARコンテンツを表示する「日経AR」をリリースしています。本アプリでは、紙面に掲載された指定のマーカーをスマートフォンのカメラで読み取ることで、編集記事のより詳しい解説動画を見ることができます。
同社は「『日経AR』アプリに『日経VR』アプリが加わることで、新聞紙面にとどまらない新しい情報発信や表現が可能になる」とコメントしています。
(参考)日本経済新聞社 プレスリリース