VRゲームスタジオBeat Gamesの開発メンバーで元CEO、Jaroslav Beck氏は、個人的なプロジェクトとして、他のVRゲーム開発者への支援計画を検討しているとTwitterで発表しました。
Beat Gamesは人気リズムゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」を開発した企業です。Beck氏は同社の創業以来、CEO兼サウンド担当として業務を行っていました。
Beck氏は「Beat Saber」のオリジナル楽曲の制作を担当してきました。Beat Saberの楽曲一覧を見ると、「Escape」など人気のあるオリジナル曲の多くはBeck氏のものによるものであることが分かります。2019年7月、楽曲制作に集中するためCEOを退任しました(社内には残留)。
アドバイスや金銭サポートを予定
2019年8月現在、Beck氏の計画の詳細は公表されていませんが、同氏によればアドバイスの提供や金銭的なサポートを予定しているとのこと。現在、告知ツイートのリプライ欄には、Beck氏からの支援や助言を求めるVRクリエイターたちのツイートが多数寄せられており、「いいね」の数は約1,100回を記録しています。
Time to give something back. If you're VR developer and need some support to finish your awesome idea, play this video. pic.twitter.com/2Z8VLKMwE4
— Jaroslav Beck (@JaroslavBeck) August 22, 2019
米メディアUploadVRは、今回発表されたVRクリエイター支援計画について、Beck氏に取材を行いました。同氏は取材に対して、今回の発表にこれほど大きな反響があるとは予想していなかったと説明。驚きつつも、今後も寄せられたVRコンテンツを見ていくつもりであるとコメントしています。
(参考)UploadVR