2019年7月から新シーズンの配信が決定している、Netflixの人気SFホラードラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(以下ストレンジャー・シングス)」を題材としたARを活用したイベントが、シカゴの球場リグレー・フィールドで開催されました。
イベントは、現地時間の2019年6月24日にリグレー・フィールドで行われたシカゴ・カブス対アトランタ・ブレーブスの試合中に実施されました。
球場が大変身
本イベントは、スマートフォン向けアプリSnapchatの専用ARフィルターを使用することで、リグレー・フィールドが「ストレンジャー・シングス」に登場する異世界「裏側の世界(Upside Down」風に変化するというもの。フィルターを通すことで、スタジアム上空の空が灰色に変化し、電光掲示板から触手やデモゴルゴン(本作に登場するモンスター)なども表示されます。
米メディアVRScoutによると、ARフィルターを使用することでリグレー・フィールドのエントランスが「ストレンジャー・シングス」風のデザインとなるほか、イベントの一環として名前を登録することで、スタジアムの電光掲示板に参加者の名前が表示されるといった催しも行われるとのこと。
Skip the mall. Catch a game. https://t.co/J8RyNbFNB8 pic.twitter.com/ksozM4sThZ
— Chicago Cubs (@Cubs) 2019年6月20日
関係者のコメント
今回のイベント開催について、シカゴ・カブスのマーケティング部門VP、Lauren Fritts氏は以下のようにコメントしています。
リグレー・フィールドとスナップチャットのAR技術、そして「ストレンジャー・シングス」という現在流行しているエンターテインメントの融合(したイベント)は、我々のファンの皆様に対して、素晴らしい体験をお届けできるものと考えています。
https://www.youtube.com/watch?v=XcnHOQ-cHa0
以前からAR/VR関連の取り組みを行っているシリーズ
「ストレンジャー・シングス」は以前にもARを活用した取り組みを行った過去のあるドラマシリーズです。2017年にスナップショットから、本作を題材としたフィルターがリリースされました。VRに関する取組も行われており、2016年にYouTubeで360度映像(VRビデオ)が公開されました。
(参考)VRScout
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