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開発 2023.12.15

ARでホリデーシーズンに「魔法」の体験を、8th WallがWebARデモを複数紹介

NianticのWebARプラットフォーム「8th Wall」は、ホリデーシーズンに向けたWebARの活用事例を紹介しています。開発者や広告主、代理店などに企画アイデアを提供する狙いで、同社が2023年に追加した新機能をふんだんに取り入れています。

ホリデーシーズン向けのWebAR開発事例

サンタさんに聴いてみよう(Ask Santa Anything)

8th Wallの基本機能である「World Tracking」に、空中にARコンテンツを表示できる「Sky Effects」と、サードパーティの生成AIモジュールと接続できる「GenAI Module」を使った開発例です。この実装ではInworld AIの統合モジュールを用いて、音声対話AIが上空から降り立つ場面を表現しています。子供たちがバーチャルサンタと会話する利用シーンも紹介されています。

ナイアンティックのホリデーカード(Niantic Holiday Card)

こちらはNiantic社の公式ホリデーカードの制作に用いた技術事例です。Open AIの統合モジュールを使うと、同社の対話型AI「ChatGPT」や画像生成AI「DALL-E」に接続し、ARのバリエーションを簡単に制作できます。デモ動画では、イラストやモーションをその都度作らなくても、プロンプト(指示テキスト)の入力に応じて背景が切り替わります。

エルフィを撮ろう(Take an ‘Elfie)

「8th Wall」の顔認識ツールは、2023年に耳の特徴点を検知できるようになり、耳飾りなどのARが表示できるように。エルフになりきって自撮りできる実装例「Elfie」が紹介されています。

ホリデー・ハンズ(Holiday Hands)

2023年夏に追加された「ハンドトラッキング」機能を使えば、指や手のひらに加え、手の甲、手首まで使ったARを制作できます。物理法則やオクルージョン、ハンドアンカーを組み合わせることで、手のひらにバーチャルなミトンを表示し、たくさんのボールをさわって遊べるようにした実装例です。

(参考)8th Wall


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