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テック 2018.04.08

Steam、PC性能に合わせVRの解像度を自動調整 まずはベータ版から

Valve社が提供するPC用VRプラットフォームであるSteamVRに4月4日アップデートが行われました。今回のアップデートでは自動解像度調整といった機能が追加されています。

アプリごとに設定が可能に

今回のアップデートでは、SteamVRでアプリケーションごとの設定のサポートを始めたことです。この機能によりユーザーはアプリケーションごとに VR 体験をカスタマイズすることができるようになりました。

自動解像度調整

今回のアップデートでは、VR の低コスト化や開発者の負担軽減につながる自動解像度調整機能も公開されました。この機能はベータ版として公開されており、使用するためには、SteamVRベータに参加することが必要です。

この機能では GPUの処理速度を測定し、GPUの性能に基づいて、適切な解像度でレンダリングするようアプリに指示を与えることができます。すべての処理は自動で行われるため、ベータ版に登録するだけで、正しい解像度に設定するために、ユーザーは何もする必要は無くなります。

新機能を利用する場合は、Steamライブラリのツールの下にある SteamVRから、右クリックでプロパティを開き、ベータタブにあるドロップダウンから「ベータ」を選択することで利用できるようになります。

(参考)Upload、SeamVR
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