不動産業界で活用される3Dスキャンサービス 写真と組み合わせて営業の効率化を実現

Matterport社は自社で開発している3Dスキャナを使い建物をスキャンするソリューションを提供しています。主に不動産業界などで、スキャンしたデータを用いてバーチャルツアーや平面図の作成などに使われており、営業活動に貢献しています。

3Dデータと写真を同時に撮影するPro2

Matterport社は、これまで8,600万ドル(約94億円)を調達したスタートアップです。独自開発の3Dスキャナーで建物をスキャンするソリューションを提供しています。主に、不動産業界や建築業界、旅行業界で使われており、スキャンしたデータは、VRヘッドセットを使いバーチャルツアーを行ったり、360度パノラマ写真を作成したり、2Dの平面図を作成できます。

https://www.youtube.com/watch?v=HZX8RupfQls

今回新たに予約を開始したPro2モデルは3,995ドルで、前機種より500ドル安くなっていますが、より多くの機能が搭載されています。カメラの画素数は134メガピクセル、GPSによるスキャン場所のタグ付け、インタラクティブな図面作成など不動産業界向けに適した機能が揃っています。また、4k解像度の写真を3Dスキャン時に同時撮影できます。これらを組み合わせる事で、通常の営業時のパンフレットなどに使える写真と、3Dスキャンデータが同時に取得できるため、効率的に営業活動ができます。

不動産業界での事例

不動産業界で実際に活用している例として、Cressy&Everett; Real Estateの社長、John De Souza氏はMatterport社のソリューションについて以下のように述べています。

「不動産の専門家として、競争力を維持するために最新の技術を導入していく必要があります。Matterport社のソリューションは我々がより多くの顧客を獲得するために非常に役立っています。」

この言葉を裏付けるように、Matterport社のホームページでは、通常の不動産営業と比べて3Dスキャンデータを用いると、実際に電話で問い合わせる人が95%も増え、その後実際に商談がスタートするのも3倍になったと紹介しています。

3Dスキャナーを使った建物のスキャンサービスは、他にもOccipital社が提供する「Canvas」があります。こちらはiPadに接続するタイプの3Dスキャナを購入した上で使用できるサービスですが、Matterport社の方が実際に不動産業界などで使用するためのソリューションが多く用意されています。

(参考)
The Pro2 Adds 2D Print Images To Matterport’s Robust 3D Camera – (英語)
https://uploadvr.com/matterport-pro2/

Matterport – (英語)
https://matterport.com/

この記事を書いた人

  • あつぽん

    あつぽん

    AR/MR関連の仕事をしています。最新ガジェットなら何でも心惹かれますが、その中でもVR関連は勢いがすごいので日々勉強中です。
    VRが身近になる中で、より質の高い情報を分かりやすく伝えていきたいと思っています。
    趣味は、スノーボード、サーフィン、sk8。
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