バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー・VTuber)のトップランナーであるキズナアイは、7月15日、YouTubeのチャンネル登録者数200万人を突破しました。
(バーチャルYouTuber「キズナアイ」(C) Kizuna AI)
キズナアイは2016年に活動を開始。YouTubeのチャンネル「A.I.Channel」および「A.I.Games」にて動画投稿を行う、最もチャンネル登録者数の多いバーチャルYouTuberです。両チャンネルの合計登録者数は290万以上となっています。
7月15日は、お笑いコンビ「爆笑問題」が司会を務めるTBSテレビの生放送番組「サンデージャポン」への1時間以上に渡る生出演や、キズナアイが歌う初のオリジナル楽曲『Hello,Morning』の配信も行われた日です。同楽曲は、7月15日時点でAmazonデジタルミュージックのランキング1位となっています(『Hello,Morning』配信サイト一覧)。
#サンデージャポン 見ていただけましたー?ლ(´ڡ`ლ)✨
無事、終了しましたー!
ありがとぅーーー!!😇😇😇みなさんプロっプロな上に、優しくしていただいて、本当に有意義な時間でした・・・!
横から見ると薄いキズナアイですが、また機会があったらよろしくお願いしますー!!😇😇😇 pic.twitter.com/6qR8R87ftB
— Kizuna [email protected] (@aichan_nel) 2018年7月15日
(「サンデージャポン」への生出演の様子)
なお、バーチャルYouTuberではないYouTuberのチャンネル登録者数としては、ヒカキン(HikakinTV)が620万人、マックスむらいが150万人となっています。非YouTuberのYouTubeチャンネルとしてはAKB48や米津玄師のチャンネル数が200万人前後となっています。
バーチャルYouTuberの先駆者としてのキズナアイ
2018年に入ってから、バーチャルYouTuberに関する話題は広がり続けています。バーチャルYouTuberとは、生身の顔を出して活動する通常のYouTuberではなく、3Dキャラクターや2Dイラストのアバターを使って動画配信を行う、バーチャルタレントです。
3Dアバターなどを使い動画投稿や放送を行うスタイルの配信者は、キズナアイが初ではありませんが、「バーチャルYouTuber」という言葉はキズナアイが動画の中で自称したことから生まれました。
キズナアイの活動はYouTube上での動画配信に留まらず、写真集の出版や小林幸子など現実の著名人とのコラボ、リアルイベントの実施など幅広く行っています。6月30日には東京・六本木にて生誕祭イベントも開催。現地会場はファンで満員となり、来場者も参加し双方向でコミュニケーションをする企画や、他の人気VTuberも駆けつけるなど非常に盛況な会となっていました。当日のレポートもMogura VRにて掲載しています。
また、ボーカロイド「初音ミク」との初共演の発表や、ローソンとのコラボレーションなども行いました。そのほか、キズナアイの活動については下記記事にてまとめています。生誕祭イベントのようなリアルイベントは今後も予定されているとのことで、さらなる活動が期待されます。
MoguraVRでは、バーチャルYouTuberに関する様々な情報を特集・掲載しています
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