ARで映画の字幕を表示 異言語同士でも同時に鑑賞

ドイツのベルリンに拠点を置くソフトウェア企業、Greta & Starksは現在AR機能を備えたヘッドセット『Starks AR』を開発しています。映画鑑賞に目的を特化し、異言語を母語とする人同士でも映画鑑賞が可能になるなど、の活用可能性があるとしています。

字幕表示に対応したARデバイス

『Starks AR』は映画鑑賞を目的として製作されたデバイスで、映画中の字幕や、物語の描写の解説をAR表示します。様々な言語の字幕を表示することが可能なため、異なる言語を母語とする人同士での映画鑑賞や、もしくは聴覚障害がある人が映画鑑賞をする際に活用できるデバイスです。

本デバイスはGreta & Starksが開発、提供する2つのアプリ『Greta』『Starks』両方の機能をARデバイスで統合して利用可能にするもので、『Greta』は映画の描写の解説を表示し、『Starks』は字幕を表示します。ユーザーは観たい映画を鑑賞する前にアプリを起動し、字幕をデバイスにダウンロードします。映画の再生が開始するとアプリが自動的に検知し、映画の進行に併せて字幕を画面に表示するというシステムです。

HoloLensなど多くのARヘッドセットが両眼に対応したディスプレイを搭載しているのに対し、『Starks AR』は片目のみの超小型ディスプレイを搭載したヘッドセットです。装着者の目の位置に応じて様々な角度に調節することができます。デバイスには小型のシースルー型ディスプレイが装着されており、このディスプレイを通して多様な言語の字幕や描写の解説を、ユーザーの視界に重ね合わせて表示することができます。

同社は本デバイスを今年末までにコンシューマー向けにリリースする予定です。リリースに先立って本デバイスのクラウドファンディングを9月6日から開始する予定で、プロトタイプの製作と量産のための資金を調達します。

(参考)
NextReality / Starks AR Headset Displays Subtitles for Hearing Impaired(英語)
https://next.reality.news/news/starks-ar-headset-displays-subtitles-for-hearing-impaired-0179372/

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この記事を書いた人

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