Googleが提案する、VRプラットフォームDaydreamアプリ開発のためのポイント

開発者イベントGoogle I/O の基調講演で明らかにされたスマホVRプラットフォーム「Daydream」。今年秋のリリース予定です。スマホVRが課題としていた‘体験の質の悪さ’を克服する新たな高品質VRプラットフォームとして、期待されています。そのDaydreamに関して、Googleが4つの目指すべきアプリの姿と、13の開発時の技術的なポイントを説明したものを米メディアUploadVRがまとめています。どれも新しいものではありませんが、押さえておきたいポイントです。

Google VR Daydream

VRコンテンツを開発する際に理想とすべき4つのアイデア

Google VR Daydream

・ナラティブのあるハイクオリティなコンテンツ
・真新しいだけでなく、ユーザーを引き込むこと
・ユーザーに“体験”を試させること
・体験をするために(複数回の購入を重ねるのではなく)1回の購入で済ませること

1. アプリがインストールされて、ちゃんと動く。

アプリが正確にインストールされた後、クラッシュを繰り返す等のエラーが無く、アプリが正常に起動すること。

2. パフォーマンス

Daydream対応のスマホで、60FPSを維持できること。

3. アプリ内で2Dモードに戻らない。

あなたのアプリはヘッドマウントディスプレイからスマホを取り出さずに使用ものでしょうか。Googleは、カメラや連絡先等もアプリ内で起動できるようにする予定です。それは、こういった機能がスマホをHMDから取り外すきっかけとなってしまうからです。

4. アプリは横置きで使用する。

360度ぐりぐり動かした時にも、しっかりスマホを横にした状態を保てるようにする。

5.フルスクリーンモードで使用する。

システムバーを見せてはいけません。

6.ユーザーが、コンテンツに集中できるようにする。

ユーザーがコンテンツに集中できなくなるようなオブジェクトを置くのは避けるようにしましょう。

7.常にヘッドトラッキングを維持できる。

アプリはたとえシーンをロードする時にも、ユーザーの動きに対応して表示を続けています。Googleは、シーン移動の際に黒などの色でフェードする事を推奨しています。そうすれば、ユーザーが次のシーンにトラッキングを失う事なく移動できます。

8.水平線を維持する。

もし、アプリ内で水平線があるのなら、酔いを防止するためにこれは必ず維持しましょう。VR内にいる間、船の上にいるようにぐらぐら動く水平線は酔いを誘発します。

9.ユーザー主導のカメラ移動

カメラを移動する時には、自動的に動かすのではなく、ユーザーの動きに合わせたものにしましょう。

10. 正直にコンテンツを表す

コンテンツ説明では、そのアプリの本質を正確に記述しスクリーンショットを撮影するべきです。

11. Daydreamコントローラーを使うこと

コントローラーはアプリ内で使用します。Googleによると、見つめる事でボタン操作をするより、ユーザーにコントローラーを使用して欲しいとしています。

12. アプリにはVRアイコンをつける。

https://www.youtube.com/watch?v=okLx4pSKLQo

13. アプリ内で全天球スクショを可能にする。

VR制作のメジャーなツールとなっているUE4やUnityではプラグインを使用する事で、簡単に可能となっています。

(関連記事)
Google、新たなVRプラットフォームDaydreamの開発キットを公開

(参考)
・Upload VR:Google’s 13 Rules For Submitting Daydream VR Apps
http://uploadvr.com/googles-13-rules-submitting-daydream-vr-apps/

※米UploadVRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。

Googleが推進する、高品質なモバイルVRのプラットフォーム『Daydream』についての最新情報はコチラ

この記事を書いた人

  • image00

    先端技術好きなデザイナー。VRでは、MVコンセプトアート制作や360度カメラを使用した企画に関わる。多摩美術大中退、CI開発から書籍装丁等の様々なデザイン業務に従事。 THETA LOVERだゾ。

    Twitter:@sayamecci

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/