ARメガネの部品調達が加熱か アップルなどが部品メーカーと接触

2017年からたびたび報じられてきた、アップルによるARヘッドセットへの取り組み。それを裏付けるかのように、アップルを含む複数社がARメガネに必要な部品メーカーとCES2018にて接触していたと、米メディアのブルームバーグが報じています。

テック企業複数社が接触

報道によれば、CESの最中にはアップルやフェイスブック、グーグルがARメガネ関連の部品メーカーに接触していたとのこと。具体的なメーカーやどのような部品なのかについては明かされていませんが、アップルを含む複数社がAR製品の製造に向けて動いていることは間違いなさそうです。

ブルームバーグの以前の報道によれば、アップルは2020年にもARヘッドセットをリリースするとされています。このARヘッドセットはPCやスマートフォンと接続する必要がないスタンドアロン型の製品で、専用OS「rOS」を搭載。またARプラットフォーム「ARKit」も2018年にアップデートされるそうです。

もしアップルが2019年に製品製造を開始し2020年に製品をリリースするとすれば、サプライヤーと具体的な協議が始まっていてもおかしくはありません。またアップルと長年取引をしているサプライヤーの台湾クアンタが、ARメガネのディスプレイ製造で合意に達したという報道も登場しています。

AR分野は数年後に市場が大幅拡大?

これまであまり情報がありませんでしたが、報道によればアマゾンもARヘッドセット市場への進出を狙っているとの情報も。実際の製品リリースはおそらく数年後になるとのことですが、こちらも注視したい情報です。

さらにCES2018ではシャオミやSNSサービス「Snapchat」を運営しているスナップも、将来的な製造パートナーとなりうる企業と接触していたとのこと。これらのメーカーも将来的にAR製品をリリースする可能性は十分にあります。さらにサムスンやLGはAR製品のプロトタイプを製造するために、すでに少量の部品をオーダーしているとも報じられています。

今回の報道が正しければ、数多くの大手テック企業がAR分野への進出を狙っていることがわかります。具体的な製品リリースはもう少し先になりそうですが、数年後には「ARバブル」とでも呼べる状況になっているのかもしれません。

(参照)
Bloomberg(英語)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-01-12/vr-lives-another-day-as-amazon-apple-explore-ar
9to5Mac(英語)
https://9to5mac.com/2018/01/12/apple-reportedly-met-with-augmented-reality-component-makers-at-ces-as-apple-ar-headset-rumors-continue/

(画像)
9to5Mac(英語)
https://9to5mac.com/2017/08/04/apple-glasses-report-3d-camera-iphone-screen/
Mogura VR
http://www.moguravr.com/ar-amazon/


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この記事を書いた人

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