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活用事例 2017.04.27

複数人同時VR「Zero Latency」年内に世界24施設の展開目指す

日本でも稼働中の屋内型VRアトラクションZero Latencyは、2017年内に世界24ヶ所で体験施設をオープンすると発表しました。

最大8人、入り組んだ屋内を自由に探索

オーストラリアに本拠を置くスタートアップZero Latencyは、現在東京ジョイポリスなど世界の主要な都市で稼働中の「フリーローム・マルチプレイ」VRアトラクションです。

現在、東京で稼働しているコンテンツは最大6人プレイのものですが、Zero Latencyは2017年中にも最大プレイ人数を8人に対応し、世界中で24の店舗をオープンすると発表しました。

同社は今までに、ゾンビを撃退するシューティングアクション『Survival』、重力の自由な古代世界を、パズルを解きながら探索していく『Engineerium』など、4タイトルを制作してきました。

今年8月には新しいタイトルが導入され、敵をただ撃つだけでない探検的な体験にもフィーチャーしたコンテンツになるといいます。

Zero Latencyはオーランドー、ボストン、フィラデルフィアといった米国都市を含め、今年の6月までに世界10ヶ所、そして2017年末までに計24ヶ所の体験施設をオープンする予定です。

 

東京ジョイポリスでもゾンビシューティングが稼働中

本アトラクションの最大の特徴は、定められた空間のみを歩けるルームスケールとは違い、“屋内スケール”と言える部屋の隅々まで歩き回ることのできる「フリーローム」です。

燃え盛る都市の中を進み、時間制限内にゾンビを殲滅して秩序を取り戻す『OUTBREAK』、宇宙船の中を進みロボットやドローンと戦う『SINGULARITY』、迫りくるゾンビの群れから立てこもり、救助が到着するまで生き延びる『SURVIVAL』など、それぞれ違ったマルチプレイシューティングが楽しめます。

またパズルゲーム『ENGINEERIUM』では、重力の自由な古代世界の部族となって、上下左右に入り組んだ空の島を探索することができます。

 

Zero Latencyは、現在東京ジョイポリスで稼働中。同施設では、『SURVIVAL』を遊ぶことができます。

VRアーケードに関しては、先日もIMAXが日本を含む世界各地への展開を発表したばかりで、国際展開が積極化しています。

(参考)
UploadVR / Zero Latency Shoots For Multiplayer VR Arcade Network With 24 Locations In 2017(英語)
https://uploadvr.com/zero-latency-shoots-multiplayer-vr-arcade-network/


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