1月5日、グラス型ディスプレイを開発・販売しているXREALは、「2023年第三四半期において、グローバル市場で51%のシェア率を獲得した」と発表しました。調査会社IDCのデータをもとに、同社は「現在の世界市場シェアは45%」としつつ、累計35万台のグラス型ディスプレイを出荷したことも明らかにしました。
2023年第三四半期には「AR市場のシェア率50.9%」に
XREALはIDCの調査データを参照しつつ、「2023年のQ3(第三四半期)において、消費者向けAR市場の51%のシェアを占めた」「2023年の消費者向けAR市場において、前年比で増加した出荷台数のうち、58%を占めた」とコメント。他社製デバイスと比較して、大きく伸長していることをアピールしました。なお、同社はグラス型ディスプレイ「XREAL Air」が、2022年に10万台を出荷していることを明らかにしています。
Apple「Vision Pro」や「Meta Quest 3」級のハードを公開予定か
またXREALは、世界最大級のエレクトロニクス展示会「CES2024」における新ハードの発表を予告。同社によれば、「Appleの『Vision Pro』や『Meta Quest 3』に匹敵する空間処理能力を持つ空間コンピューティングハードウェア」を明らかにする予定です。
(参考)XREAL