現実の人が3Dモデルに一瞬で変身！？ AI活用の映像編集サービス「Wonder Studio」に注目集まる

映像に収録された人物を、3Dモデルに“簡単置き換え”できるAI活用編集サービス「Wonder Studio」が注目を集めています。

「Wonder Studio」は、映像に映る人を検出し、動きやライティング、顔の表情などを認識した上で、モデル側に“反映”します。これにより、現実の人に3Dモデルを重ねたり、置き換えたりすることが可能です。複数の人の3Dモデル化にも対応しており、複数人を編集する場合、ReIDによって個別の設定が行えます。

3Dモデルは、デフォルトで用意されているもののほか、自分でアップロードしたモデルも使用できます。公式サイトには、3Dモデリングソフト「Blender」や、ゲームエンジン「Unreal Engine」のロゴが掲載されています。

公開された紹介映像からは、「Wonder Studio」を使って映像を編集する様子を確認できます。開発元のWonder Dynamicsによると、本サービスは、VFX関連作業の80%から90%を自動化し、アーティストが“主観的”な作業により注力できるようにするとのこと。

7月現在「Wonder Studio」は無料で提供されており、公式サイトからアクセス（要サインイン）することができます。なおVTuber領域では、すでに本サービスを使った試みが行われており、おめがシスターズの“おめがれい”さんは、自身にサンプルアバターを重ねる“テストショート動画”を公開しています。