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VR動画 2023.06.21

デジタル一眼レフカメラで撮影した画像から360度映像を作成 Googleが「NeRF」を活用した技術を発表

Googleは「neural radiance fields (NeRF)」を使って作成した、建物内の360度映像を公開しました。同映像はスマートフォンから視聴することが想定されています。

「NeRF」は、複数アングルから撮影された2D画像から、深層学習を活用して3D画像を作成する手法です。今回、Googleが公開した映像は、 DSLR(デジタル一眼レフ)カメラで撮影された写真から構成されており、撮影に360度カメラを使用していません。

まず、SfM(※)で撮影画像の位置情報や他写真との相互関連度、焦点距離などを反映したデータを作成。その後「NeRF」で映像の生成が行われました。今回使用された「NeRF」モデルの学習は、撮影場所でゼロから行われたとのこと。Alphabetが開発した「NeRF」関連の公開研究データも複数導入されているそうです。

※写真などをソフトウェアで分析し、3次元点群データとして再現する手法。

Googleは、今後も「NeRF」関連の研究を継続する予定。将来的には、各シーン(映像)へのセマンティック情報の付与や、屋外で撮影された写真からの映像生成などに取り組む計画です。

(参考)Google Research


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