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活用事例 2017.11.30

米大手家具小売、インテリアAR企業を約125億円で買収

家庭用の家具や台所用品の販売などを行っている米国の小売大手Williams-Sonoma社は、家庭用家具やインテリア業界に適用することを重点に置いたAR技術企業のOutward社を1.12億ドル(約125億円)で買収しました。

ARを使った家具配置アプリなどが狙い

2012年に設立されたOutward社はWilliams-Sonoma社の完全子会社として運営される予定です。本社はカリフォルニア州サンノゼ(カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を置くWilliams-Sonoma)に残り、運営はOutwardの現在のチームによって行われるとのこと。

両社は買収に関して積極的な熱意を表明しています。Williams-Sonomaは、製品の視覚化、デジタルルーム設計、および小売用の拡張現実感の使用のためのアプリケーションを作成するOutwardの技術を使用し、開発することを検討していると述べています。

発表によると、Williams-Sonomaは、家具大手のIKEAや小売大手のTarget、Wayfair、Amazonなどが開発したARを使用した家具配置アプリケーションに似た体験を、同社のアプリに追加しようとしています。

ARを使用して、ユーザーが家具を購入する前に自宅内で家具を配置し、デザインが合っているか、場所は足りているか、といった確認することができるなどの機能が予定されています。

(参考)
Williams-Sonoma Acquires Outward for $112 Million to Expand 3D, AR, and VR Retail Visualization/ROADTOVR(英語)
https://www.roadtovr.com/williams-sonoma-acquires-outward-112-million-expand-3d-ar-vr-retail-visualization/


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