3月14日ソーシャルVR「VRChat」は、最新の開発アップデート情報を公開しました。今回の発表では、アバター容量上限の変更が予告されたほか、ワールド制作大会「Space Jam」の紹介などが行われています。
今回の発表では、7月16日頃より、PC向けアバターの非圧縮サイズ(RAM使用量)が現在の1200MB(1.2GB)から500MBまで制限されることが発表されました。圧縮サイズも、上限は200MBに設定されます(以前は500MB)。
「VRChat」は、ユーザーがほぼ自由にアバター(3Dモデル)をアップロードして楽しめるプラットフォームですが、ギミックや解像度の高いテクスチャーなどを多用すると、アバター容量が非常に大きくなってしまう場合があります。容量の大きなアバターは、他プレイヤーに影響(パフォーマンスの低下、フリーズなど)を及ぼす場合があり、今回の調整はそういった問題への対処を目的としています。
発表によると、アバターの非圧縮サイズは2023年に1.2GBに引き下げられ、今回再び変更を行う形とのこと。「VRChat」は、今回発表された変更によって、全アバターの約2%が影響を受けると説明しています。
「Space Jam」は、“宇宙での人類の生活と活動”が題材のワールド制作大会です。本企画は、オーストラリア宇宙協会(NSSA)が後援しており、優秀作品の制作者には賞金が贈呈されます。応募期限は4月5日まで。
1位:約40万円(4,000オーストラリアドル)
2位:約25万円(2,500オーストラリアドル)
3位:約15万円(1,500オーストラリアドル)
また入賞者にはNSSAの「New Horizons Summit」にて、作成したVRワールドを公開する権利が与えられるとのことです。
「Space Jam」の応募フォームと詳細はこちら(英語)
(参考)VRChat