ソーシャルVRアプリ「VRChat」の公式管理ツール「VRChat Creator Companion(以下「VCC」)」の最新アップデート(2.2.5)が配信されました。プロジェクト移行時に発生する不具合などが解消されています。
「VCC」は、VRChatでアバターやワールドを制作するのに使うゲームエンジン「Unity」を適切なバージョンやツールで行えるようにサポートするアプリです。開発者ツールであるSDKなどの配布・バージョン管理を行うツール「VRChat Package Manager(VPM)」が入った「VRChatに必要なものが入ったツール」となっています。
同ツールでは最近、「Unity」のプロジェクトバージョンを「Unity 2019」から「Unity 2022」に移行した際、SDKが消失するといった不具合が発生していました。今回の更新では、その問題などの改善が行われた形です。
解消された不具合の詳細
・プロジェクトを複製(バックアップ)して移行した場合、「VPM」のバージョンが0.1.27以降に更新されない問題を修正。
・プロジェクトを移行した際、VRChat SDKがプロジェクトから消去されてしまう不具合を解消。
・プロジェクトを移行した場合、「AudioLink v1.x」が自動的にプロジェクトに追加されてしまう問題を修正。
(参考)VRChat