一般社団法人 VRコンソーシアム(VRC)は、今後の事業拡大に向けて組織名を「一般社団法人 XRコンソーシアム(XRC)」に改めることを発表しました。
業界の変化に合わせて新体制へ
VRCはクリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに、2015年4月に発足。VRの技術およびコンテンツの普及を目指し、VRに関わる多様なプレイヤーをつなぎ、恊働・協創機会を創り出すことを目的として活動を行ってきました。
昨今、HoloLensやスマートフォンを使った本格的なARやMRの登場により、AR/MRに取り組む企業が増えてきています。VRCは求められる役割を業界の変化に合わせて最適化し、拡張していく上で、組織体制の刷新と名称を「XRコンソーシアム(XRC)」に変更を行いました。XRCのエグゼクティブ・ディレクターは、株式会社Mogura代表取締役社長・Mogura VR News編集長の久保田瞬が務めます。
XRCは「日本のXR業界の代表団体として、国内外の業界窓口となり、XR業界の発展に貢献する」ことをミッションとして掲げ、これまで以上に業界内外を繋ぎ、エコシステムを強固にすべく新たな取組を開始します。XRCの新しい体制や取り組みの詳細は、随時発表されるとのことです。
XRコンソーシアム代表理事・藤井直敬氏は、以下のようにコメントしています。
5周年を迎えたVRコンソーシアムが、今回、名称を「XRコンソーシアム」に改め、VR/AR/MR業界で絶大な信頼を集めるMoguraの久保田さんをエグゼクティブ・ディレクターに迎え、この業界の発展に踏み出していけることを、心から楽しみにしています。
旧体制でご支援頂いたみなさまに感謝申し上げるとともに、新体制でのさらなるご支援・ご協力をお願い申し上げます。
VRコンソーシアム代表理事 藤井直敬氏(左)、XRコンソーシアムとして団体の活動を推進するMogura VR News編集長久保田瞬(右)
(参考)XRコンソーシアム