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活用事例 2016.03.11

ディヴァース、VR内で直感的にコンテンツを制作できるツール『VR Designer(仮称)』の機能を紹介するPVを公開

3月11日、VRコンテンツ制作会社DVERSE Inc.(以下、ディヴァース)は、同社が開発中のVRコンテンツ制作ツール『VR Designer(仮称)』の一機能である”VR Terrain Maker”のプロモーション動画をYouTubeに公開しました。

dverse

公開されたプロモーション動画はHTC Viveと『VR Designer(仮称)』を使い、VR空間内で3Dの地形や建物、または天候状態などを作成するというもの。

『VR Designer(仮称)』を使えば、プログラミングの知識が無い方であっても、直感的な操作で3Dの地形や空間を簡単に描くことができます。VR空間での作業により効率的な制作を実現しています。また、ディヴァースが実地したデモ体験会では、5分ほどで操作方法を理解した人がほとんどだったとされています。


上のGIF画像のように、VRならではの制作が可能となります。

『VR Designer(仮称)』の機能は下記の通りです。

  • 3Dモデルデータ読込(Unity準拠)
  • 3DCADアプリケーション内の設定ファイル(※SketchUp)読込、コンバート
  • VR空間内での地形生成、オブジェクト配置、外部3Dモデルデータ読込(VR Terrain Maker)
  • VR空間内でのインテリア、エクステリア配置、住宅用3Dモデル、土木用3Dモデル、インテリア3Dモデル対応
  • 日光、交通、人、天候などの環境シミュレーションによる様々なシチュエーションでのVR体験が可能

想定するユーザーは建築・土木の業界をターゲットとしているとのこと。特に下記の3つのユーザーを想定しています。

  • 日常的に3DCADでイメージデザイン/設計をされているデザイナー、設計士
  • 戸建、マンション住宅販売の不動産業者の営業
  • 戸建、マンション及び道路、橋、公共施設を建設する施工業社の現場監督

プロモーション動画は、HTC Viveを使っていますが、Oculus Rift、モバイル向けVRにも対応する予定とのこと。

『VR Designer(仮称)』はUnityのアセットとしてアセットストアでの販売を予定しており、今後発表されるであろう製品の詳細についても期待したいところです。

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