求人情報検索サービスを提供するIndeed社の統計分析によると、2016年の大手ゲーム企業の開発者の求人募集は2014年と比べ、65%ほど下落しました。しかし、それに対しVR/AR関連の求人が400%も増えたとのことです。
世界ゲーム産業の総生産は910億ドル(約10兆円)に達しました。しかし、アメリカにおけるゲーム関連の仕事の数は徐々に減っていくとされています。この数字に関して、Indeed社の統計では大手ゲーム企業に限られており、小型会社と独立したゲームスタジオは含まれていません。
ゲーム業界の求人が減る一方で、VR/ARゲーム関連の仕事に関しては大きく上昇しています、検索量は1500%増に達し、仕事の数も400%増えました。eスポーツ関連の求人もは徐々に増加し、全体的に見ると40%増加しました。
ポジションを提供する最も多い会社はEA、Blizzard Entertainment、Activision, Inc.、Epic Games、2K Games、Zynga、Bungie、Nexon America、UbisoftそしてNintendo Americaなどです。(編集注:これはVR/ARに特化した採用ではない)
ゲームプロデューサーや開発者の最も多い都市は以下のようになります。(末尾の数値は平均給与)。
サンフランシスコ、オークランド、ヘイワード: 134,796ドル
シアトル、タコマ、ベルビュー:97,558ドル
ロサンゼルス、ロングビーチ、アナハイム: 80,870ドル
ニューヨーク、ジャージーシティ: 95,367ドル
SJ、サニーベール、サンタクララ: 111,397ドル
ラウンドロック、オースティン: 76,295ドル
ルノー: N/A
ボストン、ケンブリッジ、ニュートン: N/A
サンティアゴ: 84,331ドル
ラスベガス: 88,716ドル
ゲーム関連の求人が少なくなった理由については、Indeed社の分析員はこう述べています。「ゲーム関連の求人の需給はありますが、スマホやVRといった新興技術の進歩とともに、ゲーム開発のあり方も変わっていきます。これはゲーム業界志望者に大きな変化をもたらします」
また、かつては一般的にゲームは大手配信側あるいはゲームスタジオのチームによって開発をしていましたが、近年では大手企業のゲーム開発と比べ、独立したゲームスタジオや個人開発者が多くなっているとのことです。
(参考)
全球最大招聘网站:VR/AR相关工作岗位增加400%
http://news.87870.com/xinwennr-18299.html
※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。