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【検証】VRヘッドセット「VIVE Focus 3」は一般ユーザーにも価値ありか?

一体型VRヘッドセット「VIVE Focus」シリーズの最新機種「VIVE Focus 3」。その性能については、姉妹サイト「Mogura VR News」側の方で公開された体験レポートで詳しく紹介しました。

ハイエンドな一体型VRヘッドセットここにあり 「VIVE Focus 3」体験レポ | Mogura VR

ハイエンドな一体型VRヘッドセットここにあり 「VIVE Focus 3」体験レポ | Mogura VR

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その際、筆者は特に本機の快適な装着感が気に入り、法人向けデバイスながら個人所有したいとすら思ってしまいました。とはいえ、本体価格130,900円(税込)という高価格ぶりは無視できないところです。

そんななか、MoguLive編集部より「VIVE Focusは一般のユーザーが購入しても価値があるのか?」という検証の依頼が舞い込んできました。

本記事では、VIVE Focus 3でゲームやアプリを実際に体験し、ユーザー目線からその真価に迫ります。

あらためて本体をチェック

こちらが編集部に届いた「VIVE Focus 3」。今回は開発中のタイトルをいくつかインストール済みの状態です。これらをプレイして、ユーザー目線での実際の使用感を探っていきます。

今回は、筆者一人でセットアップから装着を行いましたが、あらためて気付かされたのは本体の前後の高低差。リアクッションは後頭部の上部にあてがうよう調整すると、装着感が良好になります。

前後の上下差がないエリートストラップ付きのOculus Quest 2に慣れていると、同じ感覚で装着しても違和感があるかもしれません。

検証1.映像観賞には向いているか?

まずは「Mona Lisa: Beyond the Glass」というアプリケーションにて、あらためてVIVE Focus 3の映像美をチェックしていきます。本アプリは、VRアート鑑賞プログラム「VIVE Arts」にて提供されている、「モナ・リザ」の鑑賞とドキュメンタリーを楽しめるアプリです。

【VR映画ガイド第38回】「モナ・リザ」の本当の姿に迫るVR作品 | Mogura VR

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目を引いたのは、スクリーンドア(ディスプレイの網目模様)をまるで感じられない解像度の高さ。「モナ・リザ」の細かなディテールや質感まで見て取れるほど、鮮明に表示されていました。

先日の体験会でも解像度の高さは感じていたものの、今回の検証では実物の絵画の映像を相手にしてみることで、5K相当の解像度をより強く実感しました。

また、このアプリに加えて、ブラウザ(Firefox)経由でYouTubeの視聴も検証してみました。こちらももちろん映像はかなり鮮明に見えており、VRホームシアターとしても十分に運用可能なように感じました。ただし、このとき再生した動画は4K画質で再生しており、動画自体の対応解像度によっては本機の解像度が活きない点には留意が必要です。

総合的に見ると、非常に高い解像度と全体的な装着感の良好さも鑑みて、映像鑑賞にはぴったりといえるでしょう。

懸念点としては、冷却ファンの駆動音が挙げられます。今回は比較的静かな部屋にて体験し、かつアプリをフル稼働させていたためか、アプリ側の音声が静かだとファンの回る音がそこそこ気になりました。それでも比較的静音なのか、静まり返っているような場面以外ではあまり気にならないレベルです。

検証2.VRゲームを遊ぶのに向いているか?

次に「東京クロノス」「Hyper Dash」の2作で、VRゲーム用途に向いているかを検証しました。

ノベルゲーム「東京クロノス」は、大きなアクションはほぼ要求されず、キャラクターや背景の映り方、文字が読み取れるかどうかが重要になります。当然ながら、高解像度なVIVE Focus 3との相性はバツグン。動きの少ないゲームをプレイする上では最高の選択肢の一つとも言えそうです。

次にマルチプレイシューターの「Hyper Dash」をプレイ。テレポート操作も織り交ぜたスピード感のあるシューターで、必然的にトラッキング精度が要求されるゲームです。

インサイドアウト方式のヘッドセットは、ものによっては時折トラッキングが外れるような事象が起こるのですが、一試合プレイしたところでこうした事象は起こりませんでした。「Beat Saber」のような非常に激しい動きにまで追随するかは不明なものの、一般的なVRゲームをプレイする上では問題のないトラッキング精度を確保している印象です。

ある程度ゲームを遊んでみた所感としては、最高クラスの解像度と十分なトラッキング精度を有していることから、VRゲーム用途としても問題なく扱えそうです

検証3.VIVE Business ストリーミングの実力は?

VIVE Focus 3の機能のひとつとして気になる「VIVE Business ストリーミング」も検証しました。これはPCからSteamVRコンテンツを有線または無線でVIVE Focus 3へストリーミングできる機能で、様々なPCVRをワイヤレスで体験できるというシロモノです。

有線のストリーミングではUSB 3.0ポートかつType-Cが必要です。無線のストリーミングでは5GHz対応のWi-fiルーターにPCを有線接続の上で、同じWi-FiへVIVE Focus 3本体を接続、と要件ハードルはやや高め。さらにPCには専用のクライアントソフトウェアのインストールも必要です。

今回は無線ストリーミングを体験しました。ハードルこそ高いものの、要件ハードルさえ整えばVIVE Focus 3から専用アプリケーションの起動ひとつでストリーミングが始まります。アプリケーションの起動はVIVE Focus 3内から実行することも、PC側から実行することも可能です。一人で利用するケースでも、複数人にVRコンテンツを体験してもらうようなケースでも適用できそうな柔軟性は感じられました。

今回は定番の2つのVRゲームを起動し、動作検証を行いました。

Beat Saber

まずは定番のVRゲーム「Beat Saber」から。こちらは問題なく起動。さらに難易度Extremeを一曲プレイしましたが、とりわけ問題なく完走できました。トラッキング精度が特に重要視されるタイトルですが、難易度の高い譜面でも支障なくプレイなく程度のトラッキング能力はありそうです。プレイ中も特にカクつくようなことはなく、ワイヤレスゆえの快適さはOculus Questと同等です。

VRChat

もうひとつ、定番ともいえる「VRChat」の動作確認も実施しました。こちらも滞りなくなく起動し、筆者が普段用いているアバター(PC向け)が問題なく表示されました。

VIVE Focus 3自体の装着感の良さも相まって、プレイ体験はかなり快適……と思いきや、キーコンフィグがVIVEコントローラー準拠になっているせいか、スティックを押し込みながら倒さないと移動と方向転換ができないため、少し大変です。

両ソフトともストリーミングの影響か画質は5Kとはいいがたく、VIVE Pro相当かどうかといったところ。有線でも無線でも大差は画質差はありません。少なくとも、VIVE Focus 3本体で動作させたほうが圧倒的に高解像度です。

「こんな画質じゃプレイできない!」というほどではなく、遅延も少なめでトラッキングも及第点なのですが、遊びたいタイトルがVIVE Focus 3向けに配信されるのを待ってもよいかと思います。

なお「VIVEPORT」は起動に失敗しており、現時点ではすべてのVRアプリケーションが起動するわけではない可能性が高い、という点にも留意が必要です。

検証4.寝転がったまま装着したらどうか?

「VIVE Focus 3はVR睡眠に向いているか?」と思い立ち、装着したまま床に寝転がる検証も行ってみました。驚くべきことに、非常に心地よかったです

VIVE Focus 3のリアパッドはクッション性が非常に良好で、湾曲具合もエルゴノミクスに基づいたものゆえに、頭部に吸い付くような感触があります。これが寝転がった際にちょうど枕のように機能するのか、なんとも言えない安心感を感じさせてくれました。「あっ、寝られるわ」と直感したのです。

一体型VRヘッドセットの魅力といえば「ケーブルに縛られない」という点が挙げられます。PCと有線接続せずとも使用できるため、リビングのソファや寝室のベッドの上など、リラックスできる場所で自由に映像観賞などを楽しめます。

とはいえ、写真の通り、大きなダイヤルが後頭部に備え付けられているのが難点。まっ平らな床の上では出っ張ったダイヤルのバランスを取りながら寝る必要に迫られます。やわらかめなソファの背もたれや、それこそ枕の上に頭をあずけるのが、良いと思われます。

「高級品」なのは間違いない

結論としては、「一般ユーザー向けにも申し分ない性能である」と言えます。5K相当の高解像度、実用レベルのトラッキング精度、非常に快適な装着感と、一般的なVRユーザーが扱う上でもそのハイエンドぶりは大いに価値があります。

ガスケットとリアパッドの脱着と手入れが容易なため、衛生面を気にする人にもうれしい一台です。

とはいえ、これほど盛りだくさんなスペックは、コンシューマー向けという点ではむしろ過剰かもしれません。約13万円という販売価格も踏まえると、いささかぜいたくな選択肢とも言えるでしょう

コンシューマー向けタイトルは順次配信されており、VRゲームもいくつかがストアにて展開中です。また、「VIVE Business ストリーミング」を用いることでPCVRタイトルもプレイ可能なため、遊ぶタイトルにはいちおう困らないかと思われます。とはいえ、「VIVE Business ストリーミング」のハードルはやや高く、画質には懸念が残ります。この点は、今後のVIVE Focus 3向けのアプリケーション展開次第や、ハードウェアアップデートによって解消される可能性はあります。

総合的に見ると、VIVE Focus 3は、コンシューマー向け一体型VRヘッドセットとしては「高級品」です。すべてのコンシューマーユーザーにおすすめできるものではありませんが、とことん突き詰めた一体型VRヘッドセットを所有する価値は十分にある……かもしれません。

(参考)公式サイト
執筆:浅田カズラ


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