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話題 2021.05.04

「VR睡眠」のメリットは? VTuberとVR研究者が生放送で実験

5月1日~2日、VRヘッドセットを被ったまま眠る「VR睡眠」の配信が行われました。参加したのは、VTuberのらきゃっとさんをはじめ、バーチャル美少女ねむさん、長兎路こよりさん、こはるちゃん、東工大助教のVR研究者jumiusさんの5名。参加者は同じバーチャル空間で睡眠時間を共有しました。

今回の企画は、VR睡眠が公開の場で行われることが基本的にないため、その実態を明らかにするという目的から始められたもの。配信では各参加者が、VRヘッドセットとVIVEトラッカーを装着した上で8時間半ほどVRChat内で睡眠をともにしています。

結果として、参加者は「一緒に寝られる多幸感の大きさを改めて実感できた」というメリットを感じられたそうです。一方で、VRヘッドセットは睡眠に最適化されたものでは無いため、慣れていない場合は熟睡しづらかったという感想もあったとのこと。

VR研究者jumiusさんは、「(VR睡眠は)旅行やキャンプなどの『疲れは取れないけど集まって寝ること自体の楽しさ』に近いと感じました。快眠とならなくても非日常の楽しみとして体験する人は増えてもよさそうです。また、目はつぶってしまうのでやはり触覚提示はあると嬉しいと感じました」とコメントしています。

ダイジェスト動画はこちら。

(参考)プレスリリース


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