HTCは、VRヘッドセット「VIVE Cosmos」向けのパフォーマンスアップデートを配信しました。CPU使用率などを低減し、より快適な体験を提供します。
VIVE Cosmosは、HTCが2019年にリリースしたVRヘッドセット。インサイドアウト方式のトラッキングを採用しています。Lighthouse規格に対応するトラッキング用フェイスプレートが装着されたVIVE Cosmos Eliteも販売中です。
今回のアップデートでは、NVIDIA製のGPUでの「DirectX 12」使用に対応。CPU使用率が15%~20%削減され、レイテンシも10%ほど削減します。
また、HTCによれば、ランタイムをリファクタリングすることで、グラフィックパフォーマンスが10%向上したとのこと。プレイエリアの境界を知らせる「Chaperone(シャペロン)」システムの処理も改善されているようです。
(参考)TweakTown