「VALORANT」の公式大会をVRで観戦できるイギリス発のプラットフォーム「Virtex Stadium」で生中継

イギリスのVirtexが運営する、VR内でeスポーツ観戦が行えるバーチャル会場「Virtex Stadium」で、「Valorant LA Champions」の決勝戦が生中継されることが発表されました。「Valorant LA Champions」は、FPSゲーム「VALORANT」の公式eスポーツ大会。全16チームが参加し、トーナメントでの勝利を目指します。

「Virtex Stadium」はサーバー1基につき、最大で200人を収容できるのが特長。過去には、「Counter-Strike: 2」やVRゲーム「Echo Arena」といった作品の大会も中継されました。同プラットフォームは8月現在、β版として提供されており、体験するにはプレイテストに参加する必要があります。

「Valorant LA Champions」のライブ配信は、8月24日（木）から8月26日（日）にかけて実施され、現実のサッカースタジアムのように、フィールドの中央に試合の様子が表示されます。スタンドには他プレイヤーが表示され、一緒に観戦することができるほか、ロビーから浮遊しての視聴も可能です。

「Valorant LA Champions」のライブ配信について、VirtexのCEO兼創業者、ティム・マクギネス氏は以下のようにコメントしています。

私たちは、新しいフォーマットを活用したバーチャルイベントに期待を寄せています。ユーザーに対して、ゲームやイベントをより近くで、時には文字通りその中に入る形でコンテンツ提供できるからです。「Virtex Stadium」によって、私たちがライブイベントを現実以外で楽しめることを示したいと思っています。

LET THE FINALS BEGIN 🔥

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📅Aug 24-26
➡️https://t.co/ytfdH8gC7J @ValorantEsports pic.twitter.com/ccqelXuLOl

— Virtex Stadium (@VirtexStadium) August 23, 2023

「VALORANT」は、「League of Legends」などで知られるライアットゲームズが手がける5vs5のタクティカルシューターで、6月2日よりPC向けにサービスを開始しました。「エージェント」と呼ばれるキャラクターを選び、ゲームモード「アンレート」では13ラウンド先取、「スパイクラッシュ」では4ラウンド先取するルールが採用されています。

本作は、国内のVTuberシーンでも人気を集めている作品で、にじさんじやホロライブなどに所属するライバーたちが、配信や大会参加などを行っています。6月には、VTuberグループ「ぶいすぽっ！」が、世界大会「VALORANT Masters Tokyo 2023」の公式応援アンバサダーに就任したことでも話題を呼びました。