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業界動向 2018.07.09

ビル・ゲイツや国際機関も利用、注目のVRサービス「Veer VR」ついに日本上陸

中国発のグローバルVRコンテンツサービス、「VeeR VR(ヴィーア)」が日本に上陸しました。「Veer VR」は世界中の個人や団体が、360度コンテンツを共有するコミュニティです。アップロードされたコンテンツを幅広いVRヘッドセットやモバイル端末で閲覧できるほか、VRコンテンツの編集機能も備わっています。

世界2千万人の利用するVRコンテンツコミュニティ

VeeR VRは、世界展開を行っているグローバルなVRサービスです。現在ユーザー数はすでに2,000万人を突破。ビル・ゲイツやワーナー・ブラザーズ、世界銀行、国際連合等の著名人やブランド、国際機関に利用されているとのこと。

日本でも広がりを見せており、日本のクリエイター向けのFacebookグループは日本人VRコンテンツクリエイターの交流の場として活用されています。

VeeR VRの特徴

VeeR VRの特徴は下記の2点です。

あらゆる360度VRコンテンツに対応

VeeR VRは、パノラマ動画やパノラマ写真、インタラクティブ体験(バーチャルツアーが作成できる機能) 等、ほぼすべての 360度VR コンテンツをサポートしています。

ワンクリックで、全てのプラットフォームへ共有

VeeR VRは主要ヘッドセット端末(Oculus Rift、Mi VR、Gear VR、HTC Vive、Google Daydream、Windows Mixed Reality、Oculus Go等)、iOS/Androidのスマートフォン端末、ウェブブラウザのすべてに対応しています。いずれかの端末に一回アップロードすると、全ての端末で作品の閲覧ができ、より多くの視聴者へ発信することができます。

またコミュニケーション機能も備わっており、ユーザーはクリエイターと直接交流可能です。端末にコンテンツをダウンロードする機能もあるため、好きなコンテンツはいつでもオフラインで閲覧できます。

VeeR VRの編集機能

VeeR VRは、手軽にVRコンテンツを編集できる下記の機能を備えています。

「VeeRインタラクティブ体験」

ウェブサイトでバーチャルツアー等のイ ンタラクティブ作品を作成、編集することができます。 プログラミングの必要なく、複数の360度VR パノラマ動画/写真を使用し、アイコンを移動するだけで、ホットスポットやURL、BGM等の2D要素を加えることが可能です。「VeeR インタラクティブ体験」の作成方法は、こちらのサイトで紹介しています。同機能は、現在無料で利用可能となっています。

「VeeR エディター」

スマホで写真を編集してすぐア ップロードできる写真共有アプリの代表が、「Instagram」。VeeRの「VeeR エディター」は、言わば“Instagram のパノラマ特化型”のような編集アプリです。

パノラマ画像・動画にフィルターを加えたり、明度と彩度を調整したり、テキストや音楽を加えたりすることが可能。簡単なパノラマ作品の編集作成を実現します。

日本人クリエイター向けコンテストも開催中

今回VeeR VRに日本語版が登場したほか、7月現在日本人360度クリエイター向けのパノラマコンテストも実施中です。投稿資格や作品のテーマ・形式は不問。パノラマ写真、パノラマ動画、インタラクティブ体験等、360度/パノラマに関連するコンテンツがすべて対象です。

優勝者の賞品は、一体型VRヘッドセットのOculus Go。応募締め切りは7月23日となっています。詳細はVeer VRのブログページで確認ください。

各端末でのVeeR VRの利用は以下のリンクより。

ウェブサイト
iOSアプリ
Androidアプリ
Gear VR
Oculus Rift
Oculus Go
HTC Vive


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