Home » メタバース・バーチャルライブプラットフォームのVARK、約10億円を調達。開発体制強化へ


投資 2023.05.11

メタバース・バーチャルライブプラットフォームのVARK、約10億円を調達。開発体制強化へ

バーチャル領域でのサービス開発を手掛ける株式会社VARKは、約10億円の資金を調達しました。調達資金は、プロダクト開発体制の強化やバーチャル領域でのサービス開発加速に充てられます。また、経営体制の強化のために執行役員の杉本豊氏がCOOに就任します。

今回の資金調達はシリーズCのファーストクローズであり、既存投資家であるジャフコ グループ株式会社三菱UFJキャピタル株式会社ANRIに加え、新たにSBIインベストメント株式会社、中国のテクノロジー会社NetEase Gamesを引受先とした第三者割当増資が含まれています。

バーチャルライブプラットフォーム「VARK」やショート動画作成などを展開

VARKはバーチャルライブプラットフォーム、メタバース空間でバーチャルイベントを楽しめるサービス「VARK」、3Dアバター向け動画作成支援ツール「VARK SHORTS」などを展開しています。これまでの資金調達では、年間でのバーチャルライブ実施回数を2倍以上に増やし、株式会社電通株式会社テレビ東京との大型イベント「テレ東バーチャル音楽フェス」に取り組むなどの活用を行ってきました。

以下、今回の調達に際し、VARKの関係者によるコメントを掲載します。

株式会社VARK CEO 加藤卓也氏

日本ではよく「10億円調達はシード調達」と言われますが、まさにメタバース分野ではそれが顕著だと考えています。我々が世界にこのカルチャーを広めていくには少なくともこの10倍の資金とより多くの人の助けが必要です。我々は来年、再来年と国外展開を進めていくにあたって、国外のパートナーを必要としています。

株式会社VARK COO 杉本豊氏

まずは、今回のラウンドで参画してくださった新しい株主の皆様、引き続き応援をしてくださる既存株主の皆様に感謝をいたします。VARKにジョインして約2年ですが、プロダクトがリリース、アップデートされる速度は飛躍的に上がってきたと感じます。株主の皆様をはじめ、事業でのパートナー、サービスをご利用者くださる皆様のご支援と期待に応えるべく、プロダクトの開発体制強化を進め、今まで以上に速度を上げて価値提供をしていけるように努めてまいります。

(参考)プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード