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業界動向 2022.05.02

Varjoが「Varjo Reality Cloud」を提供開始。XR向けのクラウドストリーミング、まずは業務利用に

超高解像度VRヘッドセットを開発するVarjoは、XR向けのクラウドストリーミングプラットフォーム「Varjo Reality Cloud」の提供を開始しました。リリース当初は自動車業界向けに展開するべく「Autodesk VRED」をサポートするとのことです。

超高解像度VRヘッドセット向けのクラウドストリーミングを提供

リリース時点での「Varjo Reality Cloud」のユースケースは、共有リンクからワンクリックで「Autodesk VRED」のセッションに参加し、Varjoのヘッドセットを用いて車のデザインをXRで確認する、というものとなっています。レンダリングをクラウド上で行うことによりPCの要求スペックを大幅に引き下げ、必要なソフトウェアもVarjoヘッドセットの接続に必要な基本ソフトウェアのみとのことです。

最初に「Autodesk VRED」をサポートする理由として、Varjoは「自動車業界におけるVarjo製ヘッドセットを利用している企業において、明確なニーズが確認されている」とコメント。2022年の後半にはUnityとUnreal Engineをサポートし、より幅広い企業に対応する計画です。また、将来的にはVarjo製以外のXRヘッドセット、PCやスマートフォンなどにも対応を予定しているとのことです。

(参考)Varjo, Road to VR
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