超高解像度VR/ARヘッドセットを開発するVarjoが、中小企業および開発者向けの割引を提供しています。期間は中小企業向け割引が2023年9月30日まで、開発者向け割引が2023年7月31日まで。申し込みは公式サイトより受け付けています(中小企業向け、開発者向け)。
Varjo(ヴァルヨ)は、フィンランドの首都・ヘルシンキに拠点を構えるスタートアップ企業。「人の眼レベルの解像度」のスローガンのもと、企業やプロシューマー向けのVR/ARヘッドセット、クラウドストリーミングサービスを開発しており、主に自動車や航空宇宙分野での導入が進んでいます。
中小企業向け・開発者向けに割引、期間限定で
今回Varjoが発表した中小企業向けの割引では、Varjoのヘッドセットとクラウドサービスに割引が適用されます。応募条件は「従業員数250人以下」かつ「年間売上高5,000万ドル(約70億円)以下」の企業。申し込みは2023年9月30日までとなっています。
また、6月から行われている開発者向けの割引では、VR/ARでのソリューション、ソフトウェア、その他のコンテンツを作成する企業および個人が対象となります。こちらもヘッドセットとクラウドサービスに割引が適用されます。申し込みは2023年7月31日まで。
“大幅な割引”も、具体的な金額は要問合せ
Varjoによれば、いずれの割引でも、Varjoのヘッドセットとクラウドサービスの費用(Varjo Reality Cloud等)に“大幅な割引”が適用されるとのこと。一方で具体的な割引率については明らかにしておらず、要問合せとなります。
割引前のヘッドセット本体価格とサブスクリプション費用は下記の通りです。
Varjo XR-3: 本体価格6,495ユーロ+1年間のサブスクリプション費用1,495ユーロ
Varjo VR-3: 本体価格3,645ユーロ+1年間のサブスクリプション費用795ユーロ
Varjo Aero: 本体価格1,990ユーロ※Varjo Aeroはサブスクリプション加入は不要。XR-3とVR-3は、サブスクリプションに加入しない場合、別料金で永久ライセンスを購入する必要がある。
法人は上記3種類のヘッドセットとも購入可能ですが、個人の場合はAeroのみ購入可能となっています。