Unreal Engineは23日、「2023 Game Developers Conference(GDC 2023)」にて「MetaHuman」の新機能「MetaHuman Animator」の今夏リリースを発表しました。誰でも高品質なフェイシャルアニメーションを作成できるようになります。
人間そっくりの姿をしたAI(デジタルヒューマン)がより人間らしく違和感の無い振る舞いをするには、高品質なアニメーションが必要不可欠です。ところが、制作の専門知識を習得するには膨大な時間を費やす必要があり、熟練のクリエイターであっても簡単ではありません。
公式発表によれば、「MetaHuman Animator」を使えば「iPhoneまたはステレオのヘルメット搭載カメラを使用するだけで、パフォーマンスの個性・リアリズム・忠実度がキャプチャされ、その詳細とニュアンスを「MetaHuman」に転送」されます。
(iPhoneカメラでモデルが発話する様子を撮影)
(フェイシャルアニメーションが生成される)
(アバター変更もできる)
同社はゲーム開発者やハリウッド映画製作者、インディースタジオ・愛好家まで幅広い分野での活用を見込んでいます。