料理の写真や音声入力で飲食物の味覚を変える装置「TTTV3」が、8月30日(水)~9月2日(土)開催の「エンタテインメントコンピューティング2023」に出展されます。
「TTTV3」は、明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 宮下芳明教授の研究室が開発。これまでにも「TTTV2」を開発しており、特殊な溶液とインクを食べ物に噴霧・印刷することで、一例として牛乳をカニクリームコロッケの味と見た目に変化させることができました。
今回の機器は、20種の溶液を0.02ml単位で混合し加えることで飲食物の味を変える調味家電となっており、例えば梅干しの種類の違い、カカオの品種の違いを再現できます。また、「LLM対話システム」では、料理名をマイクで入力したり、画像をウェブカメラで見せたりすると、味を推定して出力が可能になっています。
エンタテインメントコンピューティング2023では、宮下研から7件の発表があります。宮下も最終日に登壇!なんと、画像を見せるだけで、味をLLMで推定して味わえる「TTTV3」です。料理の写真さえあれば味が蘇ります。GPT-4の波は味覚の世界も革新します! #entcomp2023 #TTTV https://t.co/bZwz7cSIGx pic.twitter.com/KhRNaFsdKs
— 宮下芳明 Homei Miyashita (Professor, Meiji University) (@HomeiMiyashita) August 30, 2023
Entertainment Computing 2023 詳細
開催日程 | 2023年8月30日(水)~9月2日(土) |
開催形態 | 現地開催 |
現地会場 | 東京工科大学 八王子キャンパス |
ウェブページ | http://ec2023.entcomp.org/ |