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業界動向 2020.05.27

「TikTok」のAR広告は、大きな変革をもたらすかもしれない

動画プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」が、ARを活用した広告システムの導入を検討している旨が報じられています。米メディアForbesは、このAR広告が様々な“変革”をもたらすとするオピニオンを掲載しました。

広範囲な業界やユーザーを対象に拡大か

Digidayなどによれば、「TikTok」のAR広告は2020年の第3四半期ごろに実装予定。TikTokのユーザーは、広告スポンサーが公開した“素材”を使用し映像を制作できるほか、サウンドトラックも利用可能になるとのこと。

現在「TikTok」は、音楽分野に強みを有していますが、AR広告は同分野のみならずより広範囲の業界をターゲットに使用されると考えられます。

Forbesは、現在のモバイル広告の多くが(受動的)である一方、ユーザー参加型の(AR)広告には状況を一変させる可能性があると解説。立体的なモデルを表示することによって、従来よりも、ユーザーの関心を引き寄せることが出来るうえ、“バズり”によって急激に広告を拡散することも可能である、と説明しています。

また、AR広告にはリンク機能を有する“アクションボタン”を設けることで、広告元の公式サイトやECサイトへユーザーを直接移動させることも期待されています。この仕組みによって、「TikTok」で活動するインフルエンサーの収益率も、上昇する可能性があるとのことです。

(参考)Forbes


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