ハンズフリーでのナビ操作等が可能な、純日本製コンシューマ向けアイウェア型ウェアラブルデバイス『Telepathy Walker』。今回は本機を、開発元である「株式会社テレパシージャパン」のオフィスにて体験してきました。
公式ページ: http://www.telepathywalker.com/
『Telepathy Walker』はハンズフリーで直観的に操作でき、筐体自体もコンパクトで持ち運びに便利な点が特徴のアイウェア型ウェアラブルデバイスです。主な使用用途としては目的地までのナビゲーションなどが挙げられ、専用アプリをインストールしたスマホとBluetoothで連携することにより動作します。
機器の側面はタッチパッドとなっており、スクロールすることでアプリの操作が可能。
本機はヘッドアタッチメントを用いて頭に装着しますが、メガネに固定することも可能。装着感としては非常に軽く、筐体本体が視界に入って邪魔になるということもありませんでした。
体験では絵の中の建物を疑似的に目的として設定し、ナビで誘導してもらいました。音声認識機能が搭載されており、目的地の名称を発音すると自動的に案内が開始されます。ナビゲーション中には、下画像の様に目の前のレンズに目的地の方向を示した矢印が出現し、首を振ったり後ろを向いたりしてもきちんと矢印が目的地の方向を向くように追従してくれました。
目的地の方向を示す矢印が出現。現実の映像とマッチするため非常に分かりやすい。
目的地が視野から外れた場合は、方向を修正する旨の矢印が出現する。
目的地の建物周辺になると矢印が円マークに変化し、目的の建物を示す。
今まで目的地までのナビは主にスマホの画面とにらめっこしながら歩くというのが一般的でしたが、本機は頭部に固定して装着するため、正面を見ながらハンズフリーで安全に歩行することが可能です。
ちなみに、蛍光灯などの明るい光源を見た場合でも映像が潰れることなく非常にクリアに表示されていたため、晴天時の屋外での使用にも適していることを確認しました。ナビ機能のほか、位置情報を利用したARゲームなども提供可能ということでアプリの開発次第で色々と機能拡張が可能となります。
現在、株式会社テレパシージャパンは『Telepathy Walker』をクラウドファンディングによる資金調達により開発を進めています。Kickstarterを通じてまずは開発者向けに割安で機材を提供し、アプリの開発を促したいとのこと。クラウドファンディングのページは、日本語・英語ページがそれぞれ用意されています。
日本語(kibidango) / 英語(Kickstarter)
クラウドファンディングキャンペーンムービー(限定公開)
https://www.youtube.com/watch?v=_6D4nKev8FE
Kibidangoページでは4万9800円・5万9800円・7万9800円の3つのリワードが用意されており、kickstarterページでは299ドルの開発者向けエディションも用意されています。特に4万9800円のものは台数限定の先着特別価格となっているので、気になる方は是非早いうちにチェックされることをおすすめします。
(参考)
Telepathy Walker
http://www.telepathywalker.com/
Walker: Eyewear for Discovery Experiences while Walking – kickstarter(英語)
https://www.kickstarter.com/projects/telepathy/walker-eyewear-for-entertaining-and-smart-walk
新しい世界を歩こう。スマートアイウェア「Telepathy Walker」
http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000237